帝国データーバンク評点
企業の信用状況を判断する目安として、株式会社帝国データーバンクが運営しているシステム。
評点を付けるための評価項目は、業歴、資本金、自己資本比率、経営者等、多岐にわたる。
マンション管理組合が利用する場合は、大規模修繕工事を発注する際に工事会社を選定するときの参考資料とすることが多い。
段階増額積立方式
長期修繕計画において、修繕積立金の額の積立方式の一つ。
当初の積立金の額を抑え、一定期間ごとに徐々に値上げしていく方式
当初の負担金額は少なくて済むが、徐々に値上げをするので最終的な負担金額は、均等積立方式よりも大きくなる。
また、値上げを行うべき時期には、再度総会の決議を得る必要があるのが一般的で、合意形成にも周到な準備が必要となる。
大規模修繕工事
マンションの経年劣化等に合わせて実施する計画的な修繕工事の総称。建築基準法でいう「大規模な修繕」とは若干意味合いが違う。
主な工事内容は屋上防水工事、外壁の補修工事(タイルや吹き付け面)、鉄部の再塗装工事、給排水管の更正や更新(取替え)工事等がある。
12年~15年周期で実施する場合が多く、多額の費用がかかるので、長期的な修繕計画や資金計画(一般的に長期修繕計画と言う)を立てておく必要がある。
なお、大規模修繕工事の発注方法には、責任施工方式や設計監理方式、コストオン方式やCM方式などがある。
●関連性の高い業務:大規模修繕工事コンサルティング
●大規模修繕工事特別ページ:大規模修繕工事の進め方, 大規模修繕サポートネット
遅延損害金
マンションの管理費等を滞納した場合に、滞納している区分所有者(債務不履行者)に対して管理費等の元本以外に請求する損害賠償金のこと。
一般的には、10%から18%くらいの定めが多く、銀行利息などと比較したらべらぼうに高い。
「金利」又は「延滞利息」という場合もあるが、利息とは性質が違っており、利息制限法の適用も受けず、公序良俗に反しない範囲であれば、管理組合で規約に定めることができる。
遅延損害金の定めが全くない場合は、民法第404条の規定を適用して年5%を請求することができる。
チョーキング
塗装の表面を触ると、チョークのように白い粉が手につく現象
大気中の紫外線などの影響により、ペンキの塗膜の表面が劣化しておこる。
このチョーキングが発生するようになると、塗膜の劣化が早く進むので、再塗装などの修繕を行う目安となる。
陳述書
訴訟の当事者または関係者が裁判所に対し、自己の申し立てを理由づけ、あるいは相手方の申し立てを排斥するために、事実や法律効果についての主張を記載した書面
被告が陳述書も提出せず、口頭弁論にも出頭してこない場合はいわゆる「欠席裁判」となる。
長期修繕計画
マンションを維持・管理して行くための基となる計画。
一般的には表形式にして年度ごとに予想される計画修繕と概算費用を書き込んで作成する。これを基にして大規模修繕工事の費用算定や予算作成、修繕積立金の必要額を計算する。
経済環境や社会情勢の変化を織り込む必要があるので概ね5年ごとに見直す。竣工後40年程度までを見込んで計画を立てるとよい。
●関連性の高い業務:建物診断・長期修繕計画作成コンサルティング, 大規模修繕工事コンサルティング
●大規模修繕工事特別ページ:大規模修繕工事の進め方, 大規模修繕サポートネット
中性化深度テスト
コンクリートが、表面からどの程度中性化しているかを測定するテストで単位はmm。
本来アルカリ性であるコンクリートは、空気中の炭酸ガスや水分等と反応して、表面からだんだんと中性化していく。
コンクリートが中性化していくとアルカリ性で錆から保護されている内部の鉄筋が腐食して本来の強度を保つことができなくなる。
一般に鉄筋は、浅いところではコンクリートの表面から30mmのところに埋め込まれている場合が多いので、中性化深度が30ミリを超えた場合は、鉄筋の腐食がはじまる場合がある。
コンクリートむき出しの場合よりも塗装やタイルで表面が覆われている場合は当然に進行が遅くなる。
通気管
排水管が詰まらずによく流れるよう排水縦管と外気を常に通気させ同じ気圧にしておくための管。
排水トラップの封水がなくなる(破風)ことを防止する役目もある。昔は排水縦管と平行してパイプシャフト内を縦に走っていたが最近は「伸頂通気管」といい縦管の最上部に取り付けられて効率を高めている管が多い。
特別送達郵便
裁判所から裁判に必要な訴状等を関係者に特別な方法で送達する郵便制度。
原告が訴状を裁判所に提出すると、裁判所は特別送達郵便で被告に訴状を送達する。
郵便局は、配達した事実を差出人(裁判所)に報告する。
相手が受け取らなかった場合は、一定の留め置き期間後に差出人に返却される手続き等は書留郵便に似ている。