「月刊 住宅」のマンション管理特集に「管理組合の視点から」と題した記事を寄稿しました。
国土交通省の出先機関で社団法人日本住宅協会という組織があります。
昭和27年に創設された歴史のある団体ですが、社団の目的は国や地方公共団体が進める住宅行政に公益法人の立場から支援することです。
よって、「月刊 住宅」の読者もお役人や学者さんが多いかなり堅い書籍(機関誌)です。
今回の2008年9月号(Vol.57)では、「マンション管理〜地域に展開される新たな施策と市場サービス〜」と題したマンション管理に関する特集記事を掲載するとのことで、私にも「マンション管理の現場から」というテーマで、がんばっている管理組合の紹介とそのような現場が行政等に対して何を求めているかを寄稿するように依頼が来ました。
「住宅」平成20年9月号(社団法人日本住宅協会のHP)
一緒に寄稿した人たちはそうそうたるメンバーで、その中に混じって私のような者が書くことにはかなり抵抗がありましたが、日頃からマンション管理の現場に携わって感じていることなどを思うままに書けばよいといわれたので思い切って書くことにしましたが、おかげで夏休みを返上する羽目になりました。(^-^;
寄稿した内容はコラムで紹介していますので、よろしければご覧ください。
コラム:【寄稿】管理組合の視点から〜がんばっている管理組合は何を求めているのか〜( 「住宅」 2008年9月号)
【寄稿】管理組合の視点から〜がんばっている管理組合は何を求めているのか〜(「住宅」2008年9月号)
日本住宅協会会員の機関誌、月刊「住宅」Vol.57(2008年9月号)の特集「マンション管理〜地域に展開される新たな施策と市場サービス〜」に、「管理組合の視点から〜がんばっている管理組合は何を求めているのか〜」と題した記事を寄稿させていただきました。
「住宅」平成20年9月号(社団法人日本住宅協会のHP)
寄稿した記事をこのページとPDFファイルでご紹介させていただきます。
よろしければ是非ご一読ください。
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社団法人日本住宅協会「住宅」2008年9月号 Vol.57
特集/マンション管理〜地域に展開される新たな施策と市場サービス〜
管理組合の視点から
〜がんばっている管理組合は何を求めているのか〜
マンション管理士
重松秀士
<目次>
1.はじめに
2.不思議な団地
3.団地としての具体的な取り組み
(1)自主管理への道
(2)植栽管理
(3)建物・設備の維持管理
(4)管理費等の滞納対策
(5)コミュニティ活動や防犯防災
(6)広報活動
4.それでも忍び寄る高齢化とその取り組み
5.管理の現場が必要としている支援等について
(1)がんばっている管理組合に対する評価
(2)会計処理基準の策定
6.さいごに
<記事本文>
1.はじめに
約30年、けっこう充実して努めることができたサラリーマン生活だったが、いろいろな事情で少々早めに卒業することとなった。たまたまマンション管理士資格について世間で話題になっていたことと、30年以上のマンション暮らしでマンション管理に多少は関心があったこともあり、独立して2003年にマンション管理士事務所を立ち上げた。
以来、専業のマンション管理士事務所として、顧問契約を中心に多くの管理組合の管理・運営のお手伝いを行ってきたほか、行政とタイアップする形でマンション管理セミナーや無料相談会の講師、相談員などをやり、まだまだ未熟ではあるが「マンション管理組合の応援団」としてマンション管理のレベル向上に少しは役立っているのではないかと自負している。
多くの管理組合と接していつも感じることは、ほとんどの管理組合は常に何らかの問題を抱えて管理・運営を行っているということである。「組合員の無関心」から始まり、「財政難(修繕積立金の不足)」、「滞納問題」、「賃貸住戸の増加による居住ルールの乱れや犯罪の増加」、「コミュニケーションの形骸化」、「災害に対する不安」そして「高齢化による活力の低下」などをあげればきりがない。私は、管理組合が以上のような問題に適切に対応し、円滑な運営を進めていくための重要な4つのキーワードを提唱している。それは、「自主性」、「専門性」、「継続性」、「負担の公平性」であり、且つ同時に成り立たせることが重要である。しかしこれがなかなか難しい。例えば自主管理を行えばいやでも自主性は高まる。しかし、自分たちで相当勉強しなければ専門性は担保できない。逆に、管理会社に全ての部分を委託してしまえば専門性は担保される。しかし、肝心の自主性に関しては大いに問題が残ることになる。同様に、特定の組合員が長期間に渡り継続して理事を引き受けてくれれば継続性は確保できるが、負担の公平性から見ると全く逆の現象となる。これは、輪番制のボランティアで運営されることが一般的な管理組合ではある意味において宿命的なものかもしれない。
ところで、マンション管理士として管理組合運営のサポートを稼業とするものから見た場合、専門家を上手に活用すると、理事の負担が大幅に軽減し、従来よりもはるかに効率的で適正なマンション管理を推進することができると思える管理組合がいくらでもある。しかし、外部の専門家を活用することについての抵抗感や管理組合の意志決定には多くの時間がかかることなどが影響して、多くの管理組合が問題解決に踏み込めず、毎年同じことを繰り返している。また、逆に「自分たちは長年にわたり自主管理を貫いて、誰の手も借りずに適正なマンション管理をやってきた。」と自信を持っている組合も少なからずある。しかし、マンション管理には「居住者自治」が広く認められているとはいえ、私から見たらその内容は適正とはいいがたく、一部の組合員が長期に渡り管理組合運営に携わり専横化していたり、管理規約や関連法規に抵触するような意志決定が行われていたりする。
そのような状況の中で、私は、長期間自主管理を貫きながら適正なマンション管理の推進に取り組んでいる管理組合とあるきっかけを通じて知り合い、現在はその管理組合の顧問をしている。今回は、この管理組合の取り組み事例等を簡単に紹介しながら、管理組合に対してマンション管理士や行政等ができる支援等について考察してみたい。
※以降の記事は、PDFファイルをご覧下さい。
「管理組合の視点から」~がんばっている管理組合は何を求めているか~(PDFファイル)
重松マンション管理士事務所に新しい仲間が加わりました!
今月10月から重松マンション管理士事務所の新しいスタッフとして梅澤由美子さんが加わりました。
梅澤さんは、千葉市稲毛区在住のマンション住人。
今年、マンション管理士試験に合格したので、当事務所の小林さんと同期生です。
マンション管理士になる前から、自分のマンションの理事を経験し、私のHPを通じて相談等のやり取りをしていましたが、ご縁があって当事務所のお手伝いをしていただくことになりました。
小林さんも最近はお客様の理事会や総会に一人で出席することも多くなったので、主に内務として管理会社の月次報告書のチェックや規約等に関する書類作成をやっていただくことにしました。
梅澤由美子さんの略歴と自己紹介です。

鳥取市出身
誕生日は1月1日(おめでたい!)
血液型はA型(几帳面?)
趣味はバードウオッチングと英字新聞を読むこと(国連英検A級 すごい!)
家族からは、ドラえもんの「ドラミちゃん」に似ているといわれているそうです。
重松マンション管理士事務所の仲間になったコメント(新米マンション管理士としての想い)
私は2年前に軽い気持ちで自宅マンションの管理組合の理事を引き受けました。
ところが、いざ理事会に出てみると、いろいろな問題が山積みなのに理事である私には何の知識も知恵もないことに気づきました。
そこで、少しでも自分の住まいを良くするために生かせたらとの想いでマンション管理士の勉強を始めました。
実際、勉強した事はそのままでは通用しない事もしばしばでしたが、問題解決に役立つものも多く、やりがいを感じました。と同時に、今まで知らなかったマンションの奥深い世界にどんどん引き込まれていきました。
今年理事の任期を終えて資格を取得したばかりの新米ですが、この度、思いがけず当事務所のスタッフとして修行をさせていただくことになりました。これから、日々精進を重ねてまいりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
マンション管理士のためのワード活用講座を開催しました。
プロナーズのIT担当理事の内藤さんが主催した内藤塾を開催しました。
今回のテーマは「マンション管理士のためのワード活用講座」です。
マンション管理士として日常から書類作成の機会は大変多いのですが、その書類を効率よく、また美しく作成するための「ワード」の活用方法を勉強しました。
ワープロソフトの「ワード」にはいろいろな機能が付いていることは分かっていますが、コンピューター関係のお仕事をやっている内藤さんでさえ、全機能の5%くらいしか理解できていないとのことです。
今回は、マンション管理士として作成する報告書や自身のPR用書類などを、効率よく且つ美しく作成するコツを教えていただきました。
受講生はプロナーズ認定者が対象ですが、大変評判が良かったです。
重松マンション管理士事務所の資料などもこれからはもう少しカッコよくなるかもしれません。
次回は、今回紹介できなかったほかの機能や、「エクセル」の勉強会もやってほしいと希望が出ました。
当日の様子

マンション管理士が作成する書面はいっぱいあります。
私も専らワードやエクセルを多用しています。
今回は、ワードの機能を使った書類作成講座です。

今回の参加者は認定者と理事10名。
正直言ってかなり質の高い有意義なセミナーでした。
私も、ワードは10年以上使って、自分では人並みに使いこなせているつもりでしたが、こんな便利な機能があるとは知らなかったことがいっぱい出てきました。

内藤さんは、コンピューター関連の専門技師。
今回出席できなかった人はきっと残念がると思います。
次回は、エクセルのセミナーもお願いしたいと思いました。