マンションみらいネット
良質な既存マンションストックの確保と既存マンション市場における適正なマンション価格の評価システムを目的として2005年秋から、国土交通省の施策として実施する制度。
運営は国交省からマンション管理適正化推進センターとして指定されている(財)マンション管理センターが行う。愛称は公募の末「マンションみらいネット」と決定した。
マンションにとってきわめて重要な「過去の修繕履歴」のほか「マンションの基礎情報」、「管理状況」、
「保存図面や書類」等に関してマンション管理センターのCPで保管し、一定範囲の情報をインターネットで公開するシステム。
これにより、マンション管理組合の管理目標が明確になり、また購入希望者にとっては必要な情報をインターネットを利用して取得することができる。
⇒マンションみらいネット
マスキング
塗装工事の際に、塗料が付いたら困る部分をテープ(マスキングテープ)やビニールシート、新聞紙等で覆い隠しておく行為。
こうしておけば、その部分に塗料が付着しても後でマスキングをとればきれいに仕上がるので、安心して工事をすることができる。養生(ようじょう)とも言う。
見切りの線をきれいに仕上げる目的でマスキングする場合もある。
このマスキングが下手だと、よけいなところに塗料が付着して後で除去するのに多くの時間がかかる。
マンション管理標準指針
分譲マンションの維持・管理に関する重要事項に関して、留意すべき事項を指針として定めたもの。
2005年12月に国土交通省から公表された。
「管理組合運営」「管理規約関連」「経理」「建物・設備の維持管理」「管理業務の委託」の5分野についてそれぞれ指針を定め「表銃的な対応」と「望ましい対応」とに分けて解説している。
2006年4月から本格運用された「マンションみらいネット」も、この指針に沿った形でマンション管理組合の運営がされるようサポートしている。
⇒国土交通省:マンション管理標準指針
マンション履歴システム
マンションにとってきわめて重要な「過去の修繕履歴」のほか「マンションの基礎情報」、「管理状況」、
「保存図面や書類」等に関してマンション管理センターのCPで保管し、一定範囲の情報をインターネットで公開するシステム。このマンション管理用語集では、マンションみらいネットのことを指す。
マンション管理士
2000年8月に施行された「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」(マンション管理適正化法)により誕生した国家資格。
管理組合と管理会社の間に立ち、中立的立場でジャッジや助言を行なうことを業とする者。
受験資格に制限はないが意外と合格率が低く(7%台)、問題の出題範囲も「法律」「財務」「技術」と幅が広いので話題になった。
マンション管理
マンションの管理組合が主体となり、「共用部分の維持・保全」、「マンション全体の資産価値の向上」、「居住者ルールの取り決め」等を会計、出納業務も交えて運営を行なうこと。
専門的知識や豊富な経験が必要なので、区分所有者だけで実施、運営していくことが困難な場合が多く管理会社に委託する場合が多い。
最近では、マンション管理士等の専門家を活用する組合も徐々に増えてきている。
マンション標準管理委託契約書
管理会社がマンション管理組合と管理委託契約を結ぶ際の「ひながた」として2003年に国土交通省から公表された管理委託契約書のこと。
強制力はないが国土交通省は業界や管理組合に対して参考とするように呼びかけている。
過去に管理会社の不祥事や倒産により被害を受けた管理組合が発生した経緯を踏まえ、専門的知識の差がある管理会社と管理組合が契約を締結する際に不公平にならないよう管理組合の保護と管理会社の業務の適正化を目的として作成されている。
2005年12月に国土交通省から公表された「マンション管理標準指針」によると、このマンション標準管理委託契約書に沿った形で契約することが望ましいとされている。
マンション標準管理規約
2004年1月に国土交通省から発表されたマンションにおける管理規約の「ひながた」。
法律ではないが、多くの専門家の意見を取り入れて作成されたひながたなのでこの規約に準じて作成すれば改正、新設された法律との整合性も取れマンションを取り巻く環境の変化にも対応できるようになっている。
標準管理規約は、新築マンションの管理規約を新規に作成する際のモデルという位置づけであったが、改正された「マンション標準管理規約」は既存マンションの管理規約を改正する際にも参考にするように国土交通省からコメントが発表されている。
2005年12月に国土交通省から公表された「マンション管理標準指針」では、「マンション標準管理規約」に沿った形でマンションの管理規約を整備することが望ましいとされている。
また、マンションの規模、事情、個々のマンションの歴史や状況に応じて臨機応変に使いこなすことが重要。
マンション総合保険
マンションの共用部分に付保する火災保険にその他の特約などを含めてセットにした総合保険。
地震以外のほとんどの災害に対応でき、マンション内の設備による事故や、居住者の不注意による損害賠償なども特約に含んでいるなどかなり幅広い事故をカバーできる保険。
最近は多くの損害保険会社が独自の内容をPRして宣伝している。
管理組合としては不意の出費を防ぐ意味でもぜひ加入しておきたい保険。
マンション建替円滑化法
マンションの建替えに関して建替組合の設立や法人格の取得、権利関係の一括変換等を謳った法律でその名のとおり建替を円滑に進められるように配慮した。
「区分所有法」「マンション管理適正化法」「マンション建替円滑化法」の3つを合わせてマンション三法と称することが多い。