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「自宅マンション大規模修繕工事の記録」~第6章 談合の防止~

新シリーズ「自宅マンション大規模修繕工事の記録」、今回は「談合の防止」についてです。
※大規模修繕工事の大まかな流れにつきましては、大規模修繕工事コンサルタント業務をご参照ください。
前回「見積の取得作業」でご紹介したとおり、業者から提出された見積書は設計事務所が一覧表にまとめ、廉価順位や設計価格に対する乖離率等も色分けし、資料を作成します。
見積金額が高い方の業者に関しては、発注の可能性がないので特にチェックは必要ありませんが、価格の安い業者に関しては次の点に注意してチェックします。

  1. 管理組合が事前に設定している予算額に収まっているか。
  2. 談合等の不正はなかったか。
  3. 仕様書の内容に沿った見積となっており、見積漏れ等はないか。

「3.」に関しては基本的には設計事務所がチェックして報告してくれますので、私は「2.」の談合に関してチェックしましたが、今回は談合は成立していないと判断しました。
談合をチェックするのは一般の人はなかなか難しいと思います。

  • 予算金額をオーバーしていたら談合か?
  • 全体の金額が高かったら談合か?
  • 全体の金額が横並びだったら談合か?

など。。。いずれも可能性はありますが一概には言えません。
また、談合の証拠を明確に掴むことは業者のタレコミや自白がない限りは不可能です。
談合ではないかとの疑いがあった場合は、各社の提示金額を単価レベルでチェックする必要もありますので、かなり専門的な知識と時間が必要になりますので難しいと思います。
私はたまたま建築業界が長く、おおよそのことは分かりますので見積一覧表が出てきたら談合に関してチェックします。
別のページ「マンション大規模修繕工事における談合の実態について」で談合に関して自分の意見を書いているのでよろしかったら参考にしてください。
いずれにしても、管理組合がコツコツ積み立てた修繕積立金を談合という不当な方法で無駄に使ってしまうのは避けたいところです。
話は変わり、見積書を提出していただいた施工会社のうち、価格が安かった上位3社に対してプレゼンテーションをお願いしすることに決定しました。
次回はプレゼンテーションとその後の様子などをご報告します。