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「重松塾」で「個人民事再生」を申請した管理費滞納事例を勉強しました

重松マンション管理士事務所では、事務所スタッフや他のマンション管理士仲間を加えて毎月マンション管理に関する問題をテーマとして勉強会(通称「重松塾」)を開催しています。
教材は、私のホームページに寄せられたメール相談の回答事例の研究から始まり、顧問先の管理組合で実際に発生した問題、駐車場やエレベーター、セキュリティ設備に関する技術的な勉強会などかなりバリエーションに富んでいます。
今月の「重松塾」のテーマは、顧問先の管理組合で実際に発生した管理費滞納問題です。
経済的に破綻した組合員が、「破産」ではなく「個人民事再生」を申請しようとしている状況において、現在まで滞納している管理費と修繕積立金の取り扱いがどうなるかについて議論しました。
先方の弁護士からは、「滞納している管理費等は再生債権なので、管理組合にだけ支払うことは出来ない。一定の割合で減額してもらった上で支払います。」という書面がきましたが、私はおかしいと思ったので、私の顧問弁護士とも相談して、「滞納している管理費等は、再生債権とはならず別除権付き債権である。よって、再生計画とは別に弁済していただく必要があり、これを滞納したままでは住宅ローン特別条項は使えないはずである。」という趣旨の文書を先方の弁護士に送りました。
結果としては、管理費等を滞納していた組合員は、駐車場使用料も含めて全額弁済してきたので、管理組合にとってはとりあえず問題解決しましたが、勉強会当日は、以上のやり取りに関して5人でなかなか白熱した議論になりました。
常日頃、管理費滞納問題は早め早めの対応が重要だとお話していますが、今回も顧問弁護士と連携して早めに対応できて良かったです。
来月は、エレベーターの技術的なことについて、外部からの専門家を招いて「重松塾」を開催する予定です。

当日の様子

|080929benkyoukai-1.JPG|上から、時計回りで私、小林さん、榎本さん。
勉強会の時間は、約2時間。この日は、上記のテーマのほか、競売住戸を落札した不動産業者が管理組合にクレームをつけてきた内容に関しての検討です。|

「重松塾」終了後はいつものとおり飲みニケーションを実施。。。飲みながらの意見交換も結構楽しいものです。


管理費滞納問題」に関する詳しい業務内容や当事務所の考え方などは、私のマンション管理士事務所 ホームページや特別ページをご覧下さい。